取扱い作家・作品名など

作家名カ~コ

木内克「裸婦像」

1892-1977、テラコッタ/高さ31.7×幅25.0×奥行17.2㎝ 木内克刻印                                                   290,000円  

渡仏し、ブールデルの教えを受ける。古拙期ギリシアにさかのぼって学び影響を受け、そのおおらかな精神が生きたような、自由でき放な動きのある魅力的な小品のテラコッタを数多く残した。=売約済み

 

川端実「形象」

1911ー2001、油彩、カンバス/F10号 240,000円

戦後、フォービズムやキュビズムの影響を受け独自の抽象表現主義的な作風を展開。1958年に渡米し、グッゲンハイム国際展出品などで注目され、画廊での個展も評判を呼び、米国で岡田謙三らとともにいちはやく認められた。主にニューヨークで35年間活動し続けた。人間的な温かみとそこはかとないユーモアも漂う抽象作品。なお、米国発の抽象表現主義は1940~50年代に世界を席巻した。

 

 

片多徳郎「静物」

1889ー1934、油彩、カンバス/F3号 135,000円 

萬鉄五郎らと同時代に活躍したが、アルコール依存がたたり昭和9年に44歳の若さで没した。死の2年前の1932年作。鑑定依頼への返書に、子息の草吉氏は「禁酒のため10回近く入退院(青山赤十字病院で)を繰り返しており、病院の部屋をアトリエ代りに静物・人物等を制作しておりました」とし、この絵はその中の一作としている。草吉氏の返書付き。

門倉直子「Velvet Voice-1」

1977ー、油彩、カンバス/F3号 75,000円

千葉県生まれ。文化学院芸術専門学校(埼玉県、2008年閉校)を2001年に卒業した。卒業前の2000年と2003年に文化フォーラム104柏市美術展で大賞受賞。大きな目が特徴の少女を描いたポップアートのシリーズで知られる。2010年作。カンバス裏にサインと制作年記。

門倉直子「こどもの身体」

1977ー、油彩、カンバス/P8号 

千葉県生。文化学院芸術専門学校(埼玉県、2008年閉校)を2001年に卒業した。卒業前の2000年と2003年に文化フォーラム104柏市美術展で大賞受賞。2015年の大きな目が特徴のポップアート作品。=売約済み

門倉直子「理由のないロック」

ガッシュ、紙/54.5×39.0㎝ 

制作年は不明だが、主題や描法から20歳代辺りの初期作品か。タッチ・色彩は繊細かつ神経質で、なんとなくエゴン・シーレ風。=売約済み

黒田重太郎「湖畔夏景」

1887-1970、油彩、カンバス/F4号  125,000円

慶応義塾普通部を中退し、鹿子木孟郎に師事。関西美術院で浅井忠に学ぶ。大正7~8年、10~12年と2回渡仏。13年小出楢重らと信濃橋洋画研究所を設立した。不遇時代に「母子像」のモデルとなった妻雅(大正15年)と息子真之介を相次いで亡くした。故郷琵琶湖岸浜大津のヨットがもやう夏景色を、陽光輝く色彩で描いた昭和29年作。

高野三三男「花束を持つ少女」

1900-1979、油彩、カンバス/変形15号  230,000円

1924年(大正13年)渡仏。藤田嗣治や岡鹿之助、海老原喜之助らと交わり、独自の陶器のような質感の絵肌を編み出し、人気を得た。当時のアール・デコの下の華やかでコケティッシュな作風は日本では小市民的快楽主義とも評されたが、パリで自活できる少数の日本人画家の一人となった。1940年に政情緊迫により藤田とともに帰国。モダン・ガールを描いた1931年作。「高野三三男 アール・デコのパリ、モダン東京」展(目黒区美術館)出品作。図録図13所載。=売約済み

 

 

 

小早川清「近代時世粧ノ内三 爪」

1899-1948、木版/46.2×27.0㎝ 115,000円

美人画で知られる鏑木清方に師事。日本画のほか、新版画にも意欲的で1927年から渡辺版画店で創作を始めた。「近代時世粧」シリーズはその代表作で、1930(昭和5年)~31年に制作された。この「爪」は「口紅」「黒髪」「化粧」「瞳」などと並ぶ当時の人気作品。 

小早川清「後ろ姿」

彩色、紙本/37.5×48.8㎝ 21,000円

紅葉をあしらった金地の扇面に、可憐な舞妓の後ろ姿を浮かび上がらせて描いたもの。左端下部に少し汚れあり。額無し。

鬼頭曄「鳳凰鳥」

1925-1994、鉛筆・グワッシュ、紙/26×38㎝    55,000円

東京美術学校日本画科卒。52年から在仏17年。自由美術協会に属した。明るいパステル調だが、線描が狂おしく走りなにか物悲しい。

木下孝則「バレリーナ」

1894-1973、油彩、カンバス/F10号    

大正15年に佐伯祐三、里見勝蔵、前田寛治らと共に1930年協会を創立。バレエ画も得意とした。心地よい淡い色彩でバレエ画の初期のものか。=売約済み

木村辰彦「あざみ」

1916-1973、油彩、カンバス/F4号

安井曽太郎に師事。セザンヌに傾倒し、日本人的なセザンヌの消化を追求した画風と言われた。日常的な愛すべき周りの家族、人々や事物を描き続けた。=売約済み

 

木村辰彦「小菊」

1916-1973、油彩、カンバス/38.5×45.7㎝      

転げそうな薄青色の花瓶、その一方、茶色の本は左下に滑りそう。花の群れも手前、左上、右上とてんでばらばらに三方に。セザンヌ流の絵画的な再構成の試みのようにみえる。机の右の上辺も右下がりで微妙にバランスをとっている。1957年とあり、作者41歳頃の意欲的な実験品。=売約済み

倉田白羊「夏の渓谷橋」

1881-1938、油彩、板/20×23㎝    170,000円

大正11年春陽会創立会員。山本鼎の農民美術運動に参加するため、長野県上田市に入る。信州の身近な緑と土と山の風景をみずみずしい色彩で数多く描いた。

小絲源太郎「修善寺風景」

1887-1978、油彩、カンバス/F4号    550,000円

白馬会駒込研究所で藤島武二に学ぶ。桂川の川底から湧く、弘法大師由来の独鈷(とっこ)の湯などの修善寺の町並みを、独特の色使いで描いている。

古賀春江「花」

1895-1933、油彩、板/F4号        

大正11年、二科会展で二科賞を受賞し、神原泰、中川紀元らと「アクション」を結成。「マヴォ」の村山知義や早世詩人尾形亀之助らと共に当時の前衛絵画をけん引した。「海」「窓外の化粧」などのコラージュ的なシュルレアリスム画が有名。清新さが漂うバラの絵。=売約済み

小菅徳二「風景」

1897-1972、油彩、カンバス/71.5×48㎝    40,000円

1936年、山を描く画家集団として足立源一郎、丸山晩霞、吉田博らと日本山岳画協会を設立した。幻想性が強い植物と山の風景。

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