取扱い作家・作品名など

作家名タ~ト

高畠達四郎「海の見える丘」

1895-1976、油彩、板/P3号  120,000円

1921年(大正10年)から28年まで滞仏し、藤田嗣治らと交友した。しみじみとした生活の情感が漂う戦後の「暮色」などで有名だが、これは若い頃の滞欧作。

高畠達四郎「二樹紅葉(軽井沢)」

1895-1976、油彩、カンバス/F6号    230,000円

避暑地軽井沢の秋の交差する2本の樹。低い樹木の三角の形象の繰り返しも心地よい。

高橋忠弥「中国の鍛冶屋」

1912-2001、油彩、カンバス/F8号    130,000円

昭和11年上京。戦中は新聞社、通信社の特派員として中国に渡った。40年渡仏。本の装幀も多い。中国時代の鍛冶屋などの街の風景。

鳥海青児「シベリア駅路の雪」

1902-1972、油彩、カンバス/19.0×25.5㎝  

1930年(昭和5年)の渡仏時にはシベリア鉄道経由で行き、その途中、雪に覆われた駅路を見て大小の絵を描いた。そのうちの小品。パリでは海老原喜之助、野口弥太郎、藤田嗣治らと交遊した。=売約済み

津田正周「ポン・テ・ザールよりシテを望む」

1907-1952、油彩、カンバス/18.8×24.4  650,000円

セーヌ川に架かりパリの一区と六区をつなぐ橋ポンデザールから、ノートルダム大聖堂やサント・シャペルなどが建つシテ島を描いた一枚。1936年作とあり、2回目の渡仏時に描いたもの。

 

津田青楓「裸婦」

1880ー1978、コンテ、紙/61.0×45.5㎝ 160,000円

1907年(明治40年)に渡仏し、荻原守衛、高村光太郎らと交遊。プロレタリア運動に加わり描いた「ブルジョア議会と民衆の生活」が有名。33年に警察に検挙され転向。転向前の30年(昭和5年)作。力強い後ろ姿がたくましい生命力を感じさせる。髪型などからアジア系の女性と思われると思われる。

鶴岡政男「白い砂」

1907-1979、油彩、カンバス/SM    

太平洋画会研究所に学び、靉光、井上長三郎らと親交。池袋モンパルナスの一員。応召を経て昭和18年靉光、麻生三郎、松本俊介らと新人画会を結成。戦後には自由美術協会に合流し、代表作の「重い手」「夜の祭典」など。娘のような年齢の新宿の女「ポコ」を連れ歩き描いた。優しい色調のパステル画も得意とした。白い浜と海、日光浴の足と游ぐ人の足が何かおかしい。=売約済み

寺内萬治郎「裸婦」

1890-1964、木炭、紙/37.6×27.6㎝    180,000円

大正14年、帝展で「裸婦」が特選。終始一貫して裸婦、女性像を描き続け、独自の滋味のある裸婦像が高く評価された。やや顔を仰向けた清潔感のある裸婦デッサン。

寺田政明「街景(教会のある)」

1912-1989、油彩、板/F4号    90,000円

池袋モンパルナスの代表的画家の一人で、松本竣介、麻生三郎、靉光らと親交した。昭和18年には俊介、麻生三郎らと新人画会を結成。戦後風景か。塀と歩く女性、十字架のある建物、白っぽいビル。

寺田政明「赤い実」

油彩、カンバス/SM    260,000円

戦時下の1943年作の「花と骨」などに連なるシュルレアリスム画風の作品。洲之内徹の現代画廊の所蔵品との話もある。

 

 

寺田政明「花」

油彩、カンバス/F3号    45,000円

独特の赤を主調としたよく知られた花シリーズの小品。

 

東郷青児「女性像(春)」

1897-1978、エッチング、紙/35.5×28.7㎝    55,000円

大正8年から昭和3年まで滞払。初期のキュビズムなどの前衛の作風から、戦後はいわゆる青児スタイルの女性像に転じた。美しいブルーが若々しさを感じさせる比較的初期の版画作品。

アンドレ・ドラン「女性像」

1880-1954、水彩、ボードに水彩画貼付/23.3×34.4㎝   195,000円

1905年から6年にかけて、マチスやブラマンクらと赤や青の直接的な純粋色の絵画を描き、フォービズムの誕生では中心的な役割を果たす。その後の主流のピカソやブラックらのキュビズム、抽象絵画の方向には進まず、灰色、茶色、銀ねず色の独自の新古典主義的な画風を開拓。20~30年代に世評が高く、横山潤之助ら強い影響を受けた渡欧日本人画家も多い。日動画廊シール。

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