1916-1973、油彩、カンバス/38.5×45.7㎝
転げそうな薄青色の花瓶、その一方、茶色の本は左下に滑りそう。花の群れも手前、左上、右上とてんでばらばらに三方に。セザンヌ流の絵画的な再構成の試みのようにみえる。机の右の上辺も右下がりで微妙にバランスをとっている。1957年とあり、作者41歳頃の意欲的な実験品。=売約済み